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ボクは当分無いと思うけど現役でいられるのはあと何年だろう?なんて考える年になってきた。
まだ頑張れるのに引退せねばならないのは辛いだろうなー。 朝青龍のこと。 しかし、彼はそうなっても仕方ないことをしてきてしまった訳で。 これまで何度も注意されながら「我が道」を変えなかった。 日本の「国技」という視点もある。文化に根ざした相撲で「我が道」を変えなかった彼をカッコイイと見るか「我が儘」と見るか。 彼をしてモンゴルの人を見てはいけない。白鵬だってそうだけど朝青龍とは全然違う個性の持ち主だしね。 日本人が認める価値観に押さえ込んでしまってはつまらないという意見もわかる。 大陸と無縁でない日本の相撲だけど、独特の発展をしてきたのが相撲なわけで。 世界など意識したことも無い相撲がフランスはじめ外国で注目されたのは何故なのか? グローバリズムとは対極の価値観だと思う。 文化の末席にいるボクもその対極の位置に居たいと願っておりますが…。 あ、脱線しちゃった。 場において「個」を発揮するのと、場を無視して相対的に「個」を際立たせようというのは根本的に違うと考えます。 相対的でない個性はホンモノだと思う。けどね。 ボクには「我が儘」に見えたから、余計に残念だ。 奔放な振る舞いなしでも朝青龍は立派な良い横綱だったはず。 もっと大人になれたはず。 だからこそ。 「モスラ」「ラドン」「ドゴラ」を買いました。
ドゴラは久しぶりに見たけども思ってたより音楽が少ない。 そのせいで蜂毒精製〜大量生産〜兵器化〜最前線へ配備、のシーンにかかる曲が際立ってるんだ。 ここは音楽シーンとして独立していて蜂毒の各工程がオーバーラップで次々映し出される構成。 ピアノソロで始まる音楽が行程を経て規模が拡大して行くのに合わせてオーケストラが加わり楽器が増えてくる。 化学的な場面を示すように幾何学模様を思わせる旋律で始まり、多くの人の知恵と努力が加わって行くにつれ耳に馴染みやすい旋律が重なって行く。 非常に分かりやすくて対ドゴラ戦への期待も高まるのだ。 人智の及ばない生き物には無調的な旋律を与えていた伊福部なので、宇宙生物でクラゲのように不定形なドゴラのモチーフはつかみ所がない奇妙なイメージを押し出している。 同じ宇宙怪獣のキングギドラと共通のイメージもある。 地味な映画だけど何故か惹かれます。 いまでは見られない北九州の炭坑と坑夫の生活描写が記録されている点も興味深い。 中村伸郎の出演で深みが増しております。 「ラドン」も九州。 福岡・阿蘇山付近が舞台で「ドゴラ」同様、冒頭は炭坑のシーンで始まる。 ここに出るメガヌロンがやたら怖い。 メガヌロンに殺されたと分かるまで坑夫同士の事件として描かれる。 夫を失った奥さんが、犯人と疑われ行方不明になってる男の妹を責めるシーンなど本多監督らしいリアリズムが炸裂している。 こういうシークエンスがその後の怪獣出現とのギャップやリアリティに力を与えてると思う。 福岡でラドンが暴れるシーンで体育館らしき建物が崩れるんだけど、崩れる建物を内側から捉えたカットが素晴らしい。 すぐ脇にある貯水塔が倒れて水がこぼれる描写も細かい。 「モスラ」 渋谷全滅である。 まだ109やセンター街などない時代だけど、駅の建物は今でも面影があってモスラがどっちからどっちへ駆け抜けたのか分かる。 渋谷駅を出ると「ここをモスラが通ったんだな〜」とニヤニヤしてしまう(笑) とにかくミニチュアワークが素晴らしいね。 成虫モスラの起こした風で車が吹っ飛んで水道管に激突すると破裂して水が吹き出る。こういうの大事です。 戦闘機からの主観カットも新鮮だし、円谷英二の怪獣特撮映画としては最高と言ってしまいたい。 「モスラ」を転機としてファミリー路線が定着して行った意味でも重要かな。 さて次は何行こうかな。 仕事の方は掛け持ちの一つが先ほど終了。 思ったよりずいぶん時間かかってしまった。(林さん、後はよろしく&がんばれ) 完成が楽しみです。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
有名な短編小説なので誰でも知ってると思う。 罪を犯して地獄に落ちたカンダタだけども蜘蛛の命を救ったこともあって… それを見ていたお釈迦様が地獄に蜘蛛の糸を一本垂らす。 その糸をよじ登れば地獄から抜け出せるんだ。 しかし、無数の亡者が自分の後を登ってくるのに気付いたカンダタは 「ヤメロ! オレの糸が切れてしまうじゃないか!」と叫ぶ。 その途端、糸は切れてカンダタは地獄に再び堕ちて行く。 せっかくの慈悲が傲慢さによって無に帰されてしまうおはなし。 最近の政府、与党を見てたらこれを思い出した…。 野党にしても浮かれてる場合じゃないんだ、と。 大学サークルでこれの影絵劇をやったことがある。 ボクはその頃から舞台裏の仕事が好きで照明や音効(台詞・効果音・音楽をミックスする仕事)をよく手伝っていた。 蜘蛛の糸ではカンダタを掴む地獄の鬼の手を作ったり。 大人ひと抱えくらいの「手」でテグスを引くと五本の指がニギニギするようになってた。 重いので練習中テグスが切れたことが何度もあったっけ。 音楽はクラシックから選んで付けた。 サン=サーンスの交響曲第3番、第1楽章の冒頭と中間部の静かな部分を抜き出してメインとし、地獄のシーンはストラヴィンスキーの「火の鳥」から怖そうなのを選んで。 今でも音楽ラインを引く(どこにどんな音楽を付けるか指定する)のが好きだ。 最終的な演出の空気感を作るのに音楽の効用は大きいからね。 雰囲気だけでなくその作品のテーマ性にも関わってくる。 サークルの頃はただ楽しいだけで深く考えてやってなかったけど、どんな音楽を付けるかで臨場感が格段に違うのは面白かった。 幸い、金や権力でどうこうする仕事してないのでよく分からないんだけども 手に入れたものに固執してしまう、し続けることで忘れてしまうこと、てあるのかもと思う。 最初から金や権力じゃなかっただろうにね(というのも甘いかな?)。 自分が楽しまないと、何か感じないと伝わらないので、それ以外のことはなるべく聞き流してしまいたいなー。 大人になるとそれもなかなか難しいけど。 伊福部昭を集中的に聴いているとやはり映画も観たくなり。
しかし意外とDVDを持ってない。 借りようかと思っても会社は東宝特撮好きはみんなカラーへ行ってるので(年代がバレバレ(笑))持ってる人が居ない。 ならば自分で買うか!と。 いやいや、好きなら最初から買いなさいよと思うわけですが。ね。 あ… 会社の棚に「ゴジラ FINAL WARS」があったので、昨日仕事しながら観た。 ミレニアムシリーズのは初めて。 新しいモスラの造形(アップ用)は良く出来てますねー。ふさふさで。 …まぁ、そんだけですが。 去年はゴジラBOX-1を買った。 「ゴジラ」から「モスラ対ゴジラ」まで。 で平成ガメラ3部作を揃えて、さて、ゴジラBOX次行ってみようか?ってとこで躓く。 2以降は欲しいのとそうでもないのが混在して来るからだ。 情けない。特撮好きなら全部買えよ!とどこかから声が聞こえるのだけどそうそう買いまくれるわけはない。 バラ売りがないのでBOX行くしかないのか!? …そこで単発怪獣ですよ。 「モスラ」「ラドン」「ドゴラ」 音楽的にはモスラは古関裕而で映画のファンシーな雰囲気にぴったりです。 ザ・ピーナッツの歌もすばらしい。 ラドン、ドゴラは伊福部昭。特にドゴラの音楽はすばらしい。 そして3本とも特撮映画としてのクオリティがめちゃ高いのだ。 買わねばなるまい。 以後は「フランケンシュタイン対地底怪獣」「サンダ対ガイラ」「大怪獣バラン」を揃えれば完璧だ。 そして、怪獣ものでない「宇宙大戦争」「地球防衛軍」「海底軍艦」(マンダいるけど…)などなど。 わーーー。 キリがないじゃないか。 のんびり行こう。 ヘッドフォンアンプをついに購入。
山本音響工芸 HA-02。 真空管アンプです。 ![]() AKGのヘッドフォンとの相性は抜群だと思う。 解像度を保ちつつふっくらとした空間表現が美しい。 特に中低音の表出に優れたアンプで、これはクラシック、ジャズには非常に相性が良い。 テュッティではほとんど意識されないファゴットやヴィオラがしっかりとオーケストラを支えているのがわかる。 強奏はうるさくなく、弱奏でも音が痩せない。 演奏が良ければよいほど際立って音の表現が忠実に出ていると感じる。 「音楽」を再現してくれるアンプ。 良い買い物をしました。 |