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2012
12.30

「2012年の雑感と来年の抱負」

Category: ひとりごと
去年は震災の一年でした。
今年はそこからどうやって立ち直るか?の一年だったと思います。
東北の被災地は復興が遅々として進んでいないという情報があります。
「放射能」の風評被害は未だ強く、避難した住民の方々は生活を取り戻せていません。
農作物や漁獲物も未だに警戒しなければならない状況が続いています。
地道な調査研究がされているにもかかわらず、生かされていない現状が歯がゆい。

放射線による死者、病人が出ていない現状と乖離した過剰な意識による被害の方がよほど深刻で、その状況はこの一年で改善されてるとは言い難いでしょう。
調査結果の公開と冷静な判断が求められます。

12月16日の選挙は漠然とした不安と決然とした意思の戦いだったと思います。
現実をよく見てよく考えた上での意思、なくして民主主義は正常に機能しません。
その意味では今回選挙も十分だったとは思えませんが、かなり良い方向になってきたんじゃないかと思います。

安倍政権がスタートしました。
復旧復興も経済全体の再生なくしては不十分なので、まずは景気回復を求めたいと思います。


さて、アニメ方面です。
ボクのヱヴァ新劇場版への関わりは、「序」での原画協力に始まりました。
これは「トップ2!」6話の煙草の煙の原画を使わせて欲しいという要請でした。
当時は、たしかグレンラガンで忙しかったので物理的に無理だったんですが当初は画コンテの以来だったのでお断りしました。
その後「原画を貸して欲しい」と言われたのでOKしたのです。
ボクのエヴァへの関わりは始めから「原画」に特化していたからです。
演出面では企画当初から関わっている摩砂雪さん、鶴巻和哉がジャッジするべきものと考えたので「演出」でエヴァに関わることはないだろうとの判断でした。

その延長上に「破」「Q」もありました。
「Q」での大幅な路線変更を打ち明けられた段階で「演出」として出来ることがあるかもしれないと考えを変える事ができました。
その前哨戦が「Q」でした。
テレビエヴァからの総括として、レイアウト、原画、演出処理、画面処理のアイディア…作画としてやれば出来る全てに関わったつもりです。
とは言え、原画以外は本当に部分的なことで大して力にはなれなかったかも知れないけどね。

眼の前にあるものに「?」と思ったら言って行動で示す。表現で見せる。
庵野監督は出来ることをやりさえすれば好きにやらせてくれる監督で、今もそうです。

「シン・エヴァ」は既に始まっています。
ボクとしては、全く新しい関わり方として、テレビ時代とは違う新しい「エヴァ」に挑戦したい。

来年は戦いの一年になるでしょう。

それは、もう始まっています。




コメント
安倍政権下で経済成長した場合の、日本の文化についてはとても気になります。
なぜなら、漫画、アニメ、ゲーム、TV、全てが疲弊しているからです。

麻生政権下における国立メディアセンターの計画は、実現してもよかったのではないかと思います。「文化のつくり方」そのものを保存する環境は必要で、文化を創造する力がなくなった国は荒廃するからです。

その意味で、需要と供給が全てネットに集約されていくのも、文化をつくる土台を疲弊させることに拍車をかけます。
そのようなネット文化全盛の今、それらをも取り込み、伝統的なアニメ制作現場で(かなり現代的でしょうが)、活力ある文化を生み出そうと平松さん達が奮闘されていることは、とても心強いことです。
シン・エヴァが、どのようなものになるのか、とても楽しみにしています。^^


桜の討論で田母神閣下と倉山さんが示された日本の現実はとても厳しいものでした。
独立への道は果てしなく遠いです。
しかし、日本人に生まれたからにはその道を歩く、何世代もかけて。
そのような意志が必要ではないでしょうか。
それは簡単なことではありませんが・・・

それでは、よいお年を!来年も美しい絵を描いて下さい!^^
いろはにdot 2012.12.31 03:17 | 編集
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