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1集から4集を買った。
このDVDシリーズの見所はヒッチコックがテレビの演出をしたというところと 劇場作品での脇を固める個性派俳優が主演として出演してること。 ヴェラ・マイルズ(「間違えられた男」「サイコ」)やバーバラ・ヴェルゲデス(「めまい」) ジョン・ウィリアムズ(「ダイヤルMを廻せ!」「泥棒成金」)などなど コロンボでもヒッチファンが「お?」と思うキャスティングがあったけど、このシリーズは本家の演出がヒッチ本人なわけでより楽しみなのだ。 中には、映画ではちょい役の役者が主人公のものもあったりしてその人の役者としての存在感がシリーズに反映していた。 wikiに項目がないような隠れた名優を楽しめる訳。 例えば 「北北西に進路を取れ!」でケーリー・グラントが敵を追いつめるために乗り込んだオークション会場のヒゲおじさん。 レス・トリメイン グラントが価格を非常識に上げて撹乱作戦に出ると司会のヒゲおじさんが困惑するんだけど その困り具合がやたらおかしくて印象に残ってた。 目立ったモン勝ちだよね。 「ヒッチ劇場」では一見まじめな旦那役で出演してるんだけど、とぼけた味は「北北西…」のまま。 他には 「裏窓」でジェームス・スチュワートの友人役で出演したウェンデル・コーリー。 無責任な横柄さは「裏窓」同様で見ててムカつく(笑) 相手役は「大脱走」で捕虜のリーダーでドイツ軍との交渉役を演じたジェームズ・ドナルド。 「宇宙家族ロビンソン」で末っ子ウィルを演じたビリー・マミー主演の「バァン!もう死んだ」は名作だ。 テレビなのにヒッチ演出が徹底していてすばらしい。 少ないカット割り、カメラの動きの中で見る側の心理をみごとに操っている。 この経験が「サイコ」での低予算と早撮り、抑制された演出に生かされているんだろう。 低予算・短スケジュールゆえにカメラの台数が制限されカット割りが少ない、派手なクレーンなども使えない。 ある意味「ロープ」でのワンロール=ワンカット撮影に近い制約が演出面に影響していた。 ワンカット内の効果的な構成と編集の意味がより明確になっていて勉強になる。 冒頭の挨拶ではスポンサーをとことん皮肉ってるけどテレビの経験は晩年のヒッチコックにいい緊張感を与えたんだろうな。 スポンサー様に感謝しなきゃね。 現代のスポンサーがどうかは、知らないけど。 * コメント *
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