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2009
12.26

「救命艇」

Category: ひとりごと
久しぶりに観た。

ヒッチコックが大戦中に撮った映画。
ヒューマンな非常にシリアスな映画として「ロープ」「救命艇」「間違えられた男」の三本は異色な作品と言って良いと思う。
テーマを至上とする語り口はヒッチコックとしては珍しい。
どんなテーマであれ「どのように描くか」が彼の美学で、映像が主役なのが通常だから。

「ロープ」では超人思想にかられた若者が自らの優越性を証明するために殺人を犯す。
彼らの恩師のセリフ「私にはそれ(殺人)をさせない何かがある。君たちにはそれをさせる何かがあった」は至言だ。
人間に対する信頼を問うとっても大事なテーマだと思う。

「救命艇」は公開当時、ドイツ兵を優れた人物として描いたことで批判浴びたようです。
大戦中はそういうご時世だったのでしょう。

考え方の違う相手に対し、どういう態度をとるべきか?
人間性とは?

いわゆるヒッチコック的な演出は控えめだけど、逆にヒッチだからこそ撮れた映画だと思う。
殺人をシニカルに、時にギャグとして描く彼だからこそ人間の心理に迫れたんじゃなかろうか。



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コメント
以前あるバラエティ番組でタルラー・バンクヘッドの特集をやっていました。
「救命艇」にはこんな裏話があるんですね。(笑)
自分の黒人メイドをホワイトハウスに入れる話にホロリ。
「カッコイイ女」とはこういう女性の人なんですね。
なんとなく「グレン」のヨーコに近いかな?
露出癖という意味で…(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=exxF1gZpk5U
みかんdot 2009.12.27 19:36 | 編集
あっコッチの方がタルラの名言集とたけし・さんまの爆笑トークが見れます。

http://www.youtube.com/watch?v=rYImh54vdgA&feature=related

みかんdot 2009.12.27 19:52 | 編集
*みかんさん

亡くなったのが12月12日なんですね。
偶然ですが命日近くの再見になりました。

>名言集
寝た俳優に一言「舞台だけね!」
…これは厳しい~(笑)

「救命艇」の彼女は本当に色っぽくて、こんな女に振り回されたいような、めんどくさいようなでチャーミングです。
「救命艇」でキスする男はずっと見下ろしていがみ合ってるのに本能で惹かれてしまう。
「姫と下僕の恋」「美女と野獣」になってるところがヒッチコックぽいです。
登場時は当時のタルラーにあるイメージ通りで、船が沈没したってのに救命艇にミンクのコートで8ミリカメラやタイプライターをしっかり積み込んで余裕の表情。
その後、事あるごとに彼女の身から贅沢品が剥ぎ取られて行く構成になってる。
既成のイメージをうまく利用した演出です。
ヒッチコックは彼女を「裸」にしたかったんでしょうね。

しかし…ノーパンでしたか。
「めまい」のキム・ノバクはノーブラだったそうで。
自由ですねー。
ヒラマツdot 2009.12.30 07:05 | 編集
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