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2010
01.29

怪獣もの(その2

Category: ひとりごと
「モスラ」「ラドン」「ドゴラ」を買いました。

ドゴラは久しぶりに見たけども思ってたより音楽が少ない。
そのせいで蜂毒精製~大量生産~兵器化~最前線へ配備、のシーンにかかる曲が際立ってるんだ。
ここは音楽シーンとして独立していて蜂毒の各工程がオーバーラップで次々映し出される構成。
ピアノソロで始まる音楽が行程を経て規模が拡大して行くのに合わせてオーケストラが加わり楽器が増えてくる。
化学的な場面を示すように幾何学模様を思わせる旋律で始まり、多くの人の知恵と努力が加わって行くにつれ耳に馴染みやすい旋律が重なって行く。
非常に分かりやすくて対ドゴラ戦への期待も高まるのだ。

人智の及ばない生き物には無調的な旋律を与えていた伊福部なので、宇宙生物でクラゲのように不定形なドゴラのモチーフはつかみ所がない奇妙なイメージを押し出している。
同じ宇宙怪獣のキングギドラと共通のイメージもある。

地味な映画だけど何故か惹かれます。
いまでは見られない北九州の炭坑と坑夫の生活描写が記録されている点も興味深い。
中村伸郎の出演で深みが増しております。

「ラドン」も九州。
福岡・阿蘇山付近が舞台で「ドゴラ」同様、冒頭は炭坑のシーンで始まる。
ここに出るメガヌロンがやたら怖い。
メガヌロンに殺されたと分かるまで坑夫同士の事件として描かれる。
夫を失った奥さんが、犯人と疑われ行方不明になってる男の妹を責めるシーンなど本多監督らしいリアリズムが炸裂している。
こういうシークエンスがその後の怪獣出現とのギャップやリアリティに力を与えてると思う。

福岡でラドンが暴れるシーンで体育館らしき建物が崩れるんだけど、崩れる建物を内側から捉えたカットが素晴らしい。
すぐ脇にある貯水塔が倒れて水がこぼれる描写も細かい。

「モスラ」
渋谷全滅である。
まだ109やセンター街などない時代だけど、駅の建物は今でも面影があってモスラがどっちからどっちへ駆け抜けたのか分かる。
渋谷駅を出ると「ここをモスラが通ったんだな~」とニヤニヤしてしまう(笑)
とにかくミニチュアワークが素晴らしいね。
成虫モスラの起こした風で車が吹っ飛んで水道管に激突すると破裂して水が吹き出る。こういうの大事です。
戦闘機からの主観カットも新鮮だし、円谷英二の怪獣特撮映画としては最高と言ってしまいたい。
「モスラ」を転機としてファミリー路線が定着して行った意味でも重要かな。

さて次は何行こうかな。


仕事の方は掛け持ちの一つが先ほど終了。
思ったよりずいぶん時間かかってしまった。(林さん、後はよろしく&がんばれ)
完成が楽しみです。




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コメント
「モスラ」はおもちゃの映写機?が昔、家にあったので死ぬほど見ています。(東京タワーの一連のシーンだけですが)
手でハンドルを回してカタカタ動くやつなんでコマ送りで何回も見てました。
だから一番思い入れが強くてすきですね。

「キンゴジ」は有島一郎さんもいいですが私的には藤木悠さん。
どうも「Gメン」のイメージが先にあったのでそのギャップに…(笑)
なんでも平成ガメラシリーズの螢雪次朗さんはそこからインスパイアされたと金子監督の弁。なるへそ。
言わずと知れた国会議事堂の名シーンは伊福部音楽と相まって凄くいい感じです。

余談ですが「ロンドン交響楽団ブラス・クインテット」行ってきました。
まさかこんな田舎町に来るとは…凄くよかったです。
みかんdot 2010.01.29 13:17 | 編集
>おもちゃの映写機?
そういうのあった気がします。
昔はビデオもDVDもなかったのでソノシートとかドラマ編のレコードで脳内再生がメインでした。

余談ですが
スター・ウォーズのドラマLPの吹き替えが印象的で未だに耳に残ってます。
モフターキンが山田康雄さんで。
ハン・ソロが羽佐間道夫さん。
他はDVDので違和感ないんですがこのお二人に関しては「あれ?」と思ってしまう(笑)

どこに行っても卵ネタな「モスゴジ」の藤木悠さんとガメラシリーズのあの刑事はたしかに…。
とぼけた感じと実直さが共通してますね。


>「ロンドン交響楽団ブラス・クインテット」
ホールはどこでした?
豊響の関係でけっこう強いのかも。
ヒラマツdot 2010.02.05 14:10 | 編集
>ホールはどこでした?

なんと幸田町です。「なんと」なんて言っちゃ失礼かな?(笑)
キャパ400席のホールです。
なんだか幸田町は音楽に関心が深いみたいでいろいろやっています。

ついでに平松さんの故郷…といってもつい最近合併した小坂井町(御津町)の文化会館・フロイデンホールには毎年必ずベンチャーズがきます。
ファン・マニアの間では「聖地」とひそかに?呼ばれているそうです。

余談ですがテルミン奏者が小坂井にいて「テルミンの魅力を一人でも多くの人に知っていただくため」と豊橋のヤマト楽器店と共同で開発したのがマショトーリカ型のテルミン「マトリョミン」。

「ルパン」はちと妙ですね。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=bZZFl_-1f9k

コッチの方が和みます。
http://www.youtube.com/watch?v=Law-oXfQIpc

面白そうだけど値段がちと高いですね。(なんと4万5千円)
ちなみにヤマト楽器店は2008年で廃業してしまいました。
現在はヤマト楽器店の楽器事業をすべてを同じ豊橋のオリエント楽器が継承しています。
…と相変わらず濃い地元ネタで…(笑)
みかんdot 2010.02.08 12:22 | 編集
マトリョミン欲しい!

リンク先から聴けるラブ・ミー・テンダーも良いですね。


ヤマト楽器…懐かしいなぁ。
名古屋の店に時々行ってました。
世知辛い世の中ですね。
ヒラマツdot 2010.02.12 05:05 | 編集
この間はコメント返信ありがとうございました。

ラドンはまだ見てないなあ...ドゴラって夏木陽介がインターポールの刑事で出てる奴でしたっけ?中学生のとき見たばっか地なのに忘れてる...なんか東宝ギャング映画(暗黒街シリーズとか)と特撮物を合わせたような不思議な話ですよね。ただラストのカタルシスの無さがあんまり好きじゃないなあ。

とぼけた刑事といえば有島一郎さんを思い出します。長文失礼しました。
ポン太dot 2010.02.14 23:55 | 編集
夏木陽介、それに若林映子の組み合わせだと、やはり「怪獣大戦争」ですね。
「ローマの休日」的な別れのシーンもあったり。
コメンタリーを聞くとこちらの方は覚えてるけど「ドゴラ」の印象は薄いようでした。

ヒラマツdot 2010.02.17 20:52 | 編集
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