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2012
06.18

尖閣諸島の海

Category: 政治・社会
「頑張れ日本 全国行動委員会」が主催した尖閣諸島近海での漁業活動の様子をチャンネル桜が動画にまとめています。
時間によって変化する島の様子や海中の美しい珊瑚礁など見応えのある映像です。

募集した一般人と石垣の漁師、民主党、自民党の国会議員、埼玉県議員、都議会議員、日本と外国のマスコミ関係者。総勢120名ほど、14隻の漁船団での調査だったそうです。
(この調査はマスコミでどんな風に伝えられたんでしょうかね。週刊文春は船酔した自民党議員の写真を「載せないであげて」と頼んだ水島代表のお願いを無視して掲載、小馬鹿にするような記事を書いたようですが…)

参加した都議会議員は都の買取の可否を各政党が表明しないため野田かずさ都議は自民党を離党してこの調査に参加したという。大変な熱意です。

調査の様子は動画を見れば一目瞭然ですが、往復17時間に及ぶ航海は陸で想像出来ないほどに大変だったろうと見て取れます。
船に慣れてない人、船酔しやすい人は特に辛い調査になったようで国会議員では自民党の下村議員、西田議員ともグロッキーだったようだ。
先ごろ民主党を離党して山口県知事選に出馬を発表した高邑議員は終始元気だったのが印象的だったけども、民主党の議員も顔色が悪くドンヨリしてしまった人が居ました。
大きな観光船はおろか漁船で外洋になんて出たことはないのでわからないけども映像から見るにかなり激しい揺れ。ムリもない事だと思う。

調査は海上保安庁、石垣市など許可を得て漁業調査として来ているのでダイビングで魚を捕るのもそういう正式な手続きを踏んだもので、通常の観光やダイビングでは違法になってしまいますので注意が必要だそうです。
魚がキレイで刺身が美味そうでした☆

一方で尖閣近海でマグロ漁をする台湾の漁船群は日本との漁業協定を結んでいないので違法操業。
台湾は親日的な国ですが尖閣諸島では領有権を主張している。
海保の活動で以前よりは減ったそうだけど、微妙な関係にある台湾漁船とのトラブルを利用して中国が付け入るスキを伺っているとも考えられるそうだ。
「入って来ないで」と注意することしか出来ず、違法操業には「戻って下さい」としか言えない。
イタチゴッコは日本国憲法下では放置されているに等しい。

映像で見るとわかるけども島の海岸には発泡スチロールやペットボトルと思われるゴミが大量に漂着している。
海にゴミを捨てる不届き者は日本船がめったに近づかないことを考えれば、どこの輩かは想像がつくでしょう。
上陸が出来ないのでゴミは放置されたまま。

’78年に日本の政治団体が上陸した時、非常食料として石垣市の島民が提供してくれたヤギが繁殖してしまい、荒地が増えたり島固有の動植物に影響を与えている。
石垣市が対策を国に求めたが動きはなく放置されているの現状。

日本の固有領土であり領土問題は存在しない尖閣諸島ですが、様々な問題を抱えるのが現実で、事実上どれも放置されたままだと言えると思う。


参加した一般人のコメントを聞くと「日本の領土を守らねば」という国防意識の強い人から「国境の島を見てみたい」という人まで、ごく普通の老若男女であり、特殊な・偏った・極端な政治思想に染まった人たちではないことが分かると思う。
戦前までは日本人が住み、漁業を営み、鰹節工場など産業もあった日本の島の一つな訳で、粛々と当り前の対応をしていければ良いと思う。

とはいえ、石垣市役所には革新市政時代の40年間は日本の国旗が掲げられず、島に自衛隊の発着を許さなかったそうだ。
現在の中山市長に代わってようやく他の自治体並みになった。
こういう変化がなければ都知事の尖閣買取り、地権者の意識の変化も望めなかったかもしれない。
いたずらに政治問題化させ国家・国民の当り前の利益を阻もうとする動きには注意しないといけない。

国境線ではトラブルが絶えないけども、態度を曖昧にし問題を放置すれば却って国境を接するお互いを傷つけることになる。
尖閣の近海は豊かな漁場で観光資源としても有望、漁船の避難所としても機能する。救えるのは日本の漁船だけでなく(かつて中国の漁船を助けたように)外国の船も救えるようになる。
海底のエネルギー資源も期待できる。
島嶼防衛それ自体に固執して極端な考えに走らず、その目的が何なのかしっかり見ないといけない。

その意味では石原都知事のこの漁業調査に対する「政治色の極めて強い団体」という会見でのコメントは残念だった。
地権者の心象を気にかけてのことでは?と思いたいけれど。
しかし、それも誤解が大きいのではないか、彼の発言がこの活動に「(悪いイメージの)政治色」を上塗りしてしまったのでは?と残念に思う。

先にも書いたように、正式な許可を得て節度を保っての活動を特定の色メガネでみることは慎みたい。
「頑張れ日本」とチャンネル桜は政治的、思想的な主張を行うことを隠さないし特定政党や企業団体に偏った姿勢を取らないと公言しています。
政治色が強いと見ることは可能ですが、それ自体に何の問題があるのでしょう?
表現の自由や活動の自由は誰かの都合で「良い・悪い」と決められてしまうんでしょうか?
不偏不党・公正公平と言いながら実際には偏っている多くのメディアは「政治色」を隠していませんか?
政治が国民生活と関係ない他人事であるかのような伝え方をしていませんか?
政策を伝えず政局やスキャンダルで政治不信を増大させてはいませんか?
「政治色」を隠して悪いイメージを植え付けようとしていませんか?
それは正しいことでしょうか?
調査をした彼らを咎めて台湾の違法操業や日本政府の怠慢を無視してしまったら論理矛盾、本末転倒になってしまいます。


なにはともあれ
都が買い取って名実ともに日本の島として道筋を作り、国がしっかり管理できるようになれば良いと思う。
そのためには正式な上陸調査が早く行われることを願います。



映像で観る尖閣の島々はとても神秘的で、島の名前の通り尖ってゴツゴツしたシルエットが神々しく観える。
生きてるうちに尖閣諸島観光に行ければ良いな~。







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