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2012
08.18

「優先順位は?」

Category: 政治・社会
政治家は有権者が選んだ国民の代表です。
であれば目的は一致してるはずです。
目的は何でしょう?
平たく言えば、安定的で平穏な日常。将来に希望を持てる成長する社会の構築。でしょうか。
その方法を選ぶのが政治家を選ぶこと、と言えそうです。


8月15日。
第二次大戦が日本の降伏によって終わった「終戦の日」と言われてる日。
戦後の日本の状況がGHQによって作られ押し頂いている日本国憲法と敗戦史観によって縛られていることから「敗戦の日」とも言われる。
毎年毎年、この日が近づくと日本の戦争について語るテレビや新聞が賑やかになりますね。

民主党政権になってこの夏で丸3年。
その一年ごとに戦後について考えるウェイトは高まってきたと思う。

鳩山首相は沖縄米軍基地を「国外、最低でも県外」といって日米関係を冷え込ませ。
「日本は日本人だけのものじゃない」と国家意識のない夢想的な発言で国民を呆れさせた。

管首相は外国人献金での閣僚の辞任に次いで自身の外国人献金でも追求され風前の灯の時、東日本大震災。
日本の救援が日本の法律よって阻まれているのを尻目に米軍は法律を飛び越えて救援物資を届けた。
日本が独立国でない一面を垣間見た瞬間。
災害対応は「本部」の乱立による混乱と対応の法的根拠を後手後手にする素人ぶりを発揮した。
震災後の数カ月は民主党の人治主義的(独裁へつながる思想)な面が次々露呈してずいぶん冷や汗の出る時期でもありました。

野田政権は税と社会保障の一体改革で分裂。国家観だけでなく経済政策でもまとまった考えの無さを露呈。
円の価値にこだわる財務省、政府すらコントロール出来ない日銀、脱官僚が従官僚に変身した政府によってデフレは止まる気配がない。

これは、ことごとく方法を誤ってきた民主党政権の目的意識の無さ、統治能力の無さの結果だと言えそうです。
既定路線を守りたい者にとってはこれほど与し易い政権はなかったのかもしれませんね。


「日本弱体化路線」に目をつけたのが周辺諸国。
ロシアのメドヴェージェフ首相が北方領土へ上陸。
日本の尖閣諸島には領土問題は存在しないが、チベット等と同様に尖閣を「核心的利益」と位置付ける中国は漁民を使って接近。
日本の竹島を実効支配する韓国は施設を拡充したりファッションショーを行うなどして支配を際立たせてきた。


そして15日。
韓国大統領の初の竹島訪問。
香港活動家の竹島不法上陸。



外国の暴挙にいちいち感情的に反応するのはなるべく避けたい。
むしろ、これらを許してきた日本政府の対応が正しかったのかを問いたい。
自公政権時代からの甘い対処が「押せば通る」という国際社会での定石に無力だったこと。
民主党政権は日本の弱体化によって「取れるかも」という期待を増幅させた。
力の差があれば弱い方が隷属する。力の差が近ければ利益を争う闘いが起こる。歴史が示した事実です。
現代では弾が飛ぶことがめったにない代わりに情報と札束が飛ぶ。
領土を巡る争いでも日本は情報面で負けている。札束…経済でも負け始めている。
日本と周辺国の関係性は一昔前とは違うのだ。
しかも周辺は隙あらば権益拡大をと手ぐすねを引く国ばかり。。。
と言ってもそれ悪いこととは言えないんだけどね。
みすみす取られる方が甘いのです。

「敗戦国」というキーワードでこれらの問題を考えることとは別に、まずやらないといけないことはなんだろう。

国内だけでなく国際的な問題を解決する…或いは解決への糸口は、今は経済だと思う。

増税は可決されました。
しかし施行を決めるのは来年の秋。つまり次の政権です。
今の流れだと自民党が第一党になったとしても増税をなし崩しにやりかねません。
せめてもの期待は、自民党や民主党に存在するデフレ脱却と景気回復を求める層です。
日銀法を改正し金融政策のスタンスを変えさせ、経済が回るあらゆる手段を実行しまくって景気回復をする。
デフレ期での増税は税収にならずむしろ害ですが、インフレ傾向になれば増税は正しい方法となる。
三党合意の前提は崩れているので本来なら増税法案は潰すべきですがそれが無理でも方法は残されているのでは?
時間がなさすぎるかもしれないけど希望がないわけじゃない。

なるべく早い時期に解散総選挙を実現し政界再編を誘発、景気回復第一の政治家を集結させることが、回り回って国防・安全保障に資することになる。
被災地の復興、震災対策にも国力の復活は必要です。
不思議な事に(当然に?)こういう主張をする議員には国家観のしっかりした人が多いのです。
まずは景気回復。
まずは国民の安定的生活の基盤づくり。


勝負は次の選挙です。
一時の感情を刺激される話題に右往左往しない強さを持つために、コツコツと情報を集めて国民一人ひとりが賢くなることが求められます。
詳しくは高橋洋一、田中秀臣、上念司、三橋貴明、藤井聡、倉山満…など専門家とこの方々が薦めるリフレ派の主張を聞くことをオススメします。(必ずしも全員が同じ事言ってるわけでないですが。)


とっちらかっている日本の8月。
目的は何か?そのための方法は何がある?
まず何をすべきか?
問題点の整理と目的遂行のための優先順位を頭を冷やして考えたい。

「敗戦国」の呪縛から脱するためにも。





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