--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013
07.14

「まつりごと」

Category: ひとりごと
政治は「まつりごと」と言われます。

「まつりごと」ってなんでしょう?

天皇陛下を国民の統合、日本の象徴(本来は日本そのものですが)として捉える日本には、古来から自然に無意識的に存在しましたが、「まつりごと」は「政」であり、同時に「祀る」こと、でもあります。
「まつりごと」は古代の祭政一致であり、世界的に存在するアニミズム的な概念だそうです。
雨乞いや地鎮祭など現代にもある言い伝えや行事、神事、祭事は生活に需要なことですから、かつては政治と一体だったのですね。
八百万の神々の代表者たる歴代天皇は祭政の中心としておられたわけで、日本の歴史・伝統の意識なしに「まつりごと」はあり得ないわけです。
お祭りもその一環ですね。

祭祀の中心、天皇は七世紀ころには政治と距離を置き、日本は十七条憲法によって権力者の襟を正す、憲法の前身を採用しました。
その精神は帝国憲法(明治憲法)と教育勅語に生かされているそうです。
古来から日本人は神事でもある「まつりごと」を崇高なものとして一定の距離を置きながら、政治が原因で大きな揉め事にならないよう知恵を絞ってきたわけです。
「お上のやることに口出しは禁物」
これは良し悪しのある言葉ですが、庶民を戦に巻き込まない知恵でもあったと思うわけです。

歴史を紐解けば、日本は欧州や後のアメリカのような殺戮の歴史(さらに抑圧と隷従を世界規模にまで拡大した)を経験せずに済んでいます。
士農工商の「士」が「まつりごと」を独占する代わりに庶民を戦から遠ざけていたからでは、と思います。
島国ゆえに無用な争いを避け自然に培われた日本人の知恵でしょう。

明治時代から日本も憲法典を持ち国民が参加して近代的な議会政治を行うようになりました。
「まつりごと」は古来からの日本的な政治観を受け継いだものです。
歴史に学び、長い目で見て、私利私欲や一時だけの損得で物事を決めてしまわない。
0/1や白/黒の二項対立を避けながら、少しずつ良い方向へ持っていくための「まつりごと」です。

庶民、有権者が「まつりごと」に参加する以上、国家国民の全体的な利益(国益=平穏かつ安定的な生活と発展)について考えなければいけないと思います。


授かった権利を上手に使いましょう。
来週の今日は選挙です。



コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。