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2013
09.19

『前向きに、ということ』

Category: 政治・社会
消費税増税の判断が10月初旬に控える9月後半。

台風18号が通過して一気に涼しくなった関東では、政治を議論する国民の間にも何か冷たい風が吹きすさんでいます。

15年に及ぶデフレを脱却し経済成長へもっていくことを命題とした安倍政権。
就任から半年足らずで株価は8000円台から14000円を越え、一時は16000円に届こうかというところまで上げました。
現在は14000円台半ばで上下しています。
期待値での上昇から乱高下はあったものの、大きく逆戻りすることなくじわじわ上がっているのは安倍政権の経済政策の信頼が高いことの証左だと思います。

景気回復を支えとして東北の復興や震災に備える国土強靭化を着実に進めて頂きたい。

後十数日後
衆院選・参院選での勝利よりもはるかに大きな「壁」が立ちはだかっています。
消費税増税は当分選挙がない中で選挙の勝利を崩壊しかねない「壁」です。

一国民のボクには安倍首相がどういう決断をするかはわかりません。
消費税がどうなろうと、それ以外の様々な要素を見れば安倍首相が信頼に足る宰相であることに大きな変化は起こらないと思っています。

財務省の意向としてざっくり言って二つの選択肢が取り沙汰されています。
1)「増税とバーターに財政出動」
2)「増税見送りなら財政出動なし」

1)の場合。
増税のマイナスをケアする景気対策(財政出動)があれば国民の負担は最小限に防ぐことができる。
加えて、国土強靭化や投資減税などの財政出動をやりやすくなるのではないか?
自民党議員の増税反対派もこの考えに傾きつつありようです。
この場合、政府与党は条件付きの成果を手にし、財務省もメンツが保たれる。

しかし、バーターで得た予算でマイナス分がカバーできるかはわかりません。
むしろマイナスはマイナスなんだからデフレは悪化するでしょう。
そして、財政出動の予算が本当に確保できるのかの保障もあるとは思えず「骨抜き」にされる可能性すら否定出来ないでしょう。
*2012年4月4日の国会質問で、古谷主税局長はデフレ時に増税をしても税収は増えず、逆に減ることを証言しています。
 「増税のマイナス」「デフレは悪化するでしょう」の根拠です。基本過ぎて書き損じました。(0919追記)
増税しただけで何も得られなかった、なんてことになったら国民にとっては最悪です。

結果、安倍政権が短命に終わればデフレ脱却はおろか、戦後レジームからの脱却などほぼ永久に不可能になる。


2)の場合。
増税を見送って現在のアベノミクスが継続されれば景気は回復し増税分の税収は軽く賄えると考えられます。
ボクはそれが最も望ましいと思ってます。
財務省を押さえ込めれば、最も良い選択は「予定された増税は見送って必要な財政出動をする」だと考えます。
この場合、財務省は増税ありきで進めてきた仕事を奪われメンツを失うことになる。
第一次安倍政権で官僚を敵に回した結果、閣僚のスキャンダル攻撃を受けたという。
体調不良の辞任だったが、実際には首相の座を引きずりおろされたも同然の事実は軽視できない。
増税とバーターの財政出動など反故にされたら終わり、という懸念と同様に
メンツを潰された財務省が報復攻撃をしてくる可能性は否定できません。
一方だけを期待するのはただの希望的観測です。
増税を見送った結果、6年前のようなサボタージュ、スキャンダルリークが行われるリスクは否定出来ないと考えます。

結果、安倍政権が短命に終わればデフレ脱却はおろか、戦後レジームからの脱却などほぼ永久に不可能になる。


消費税増税政局は、する・しない、どちらに転んでも安倍政権が短命終わる大きなリスクを抱えていると思う。
どちらかなら大丈夫、なんて保証はあるんでしょうか。
どちらかを信じろなんて言えるとしたら、あなたは神ですか? と言いたい。

これは政治の世界です。理想論も希望的観測も通用しない。結果責任だ。
「その後」をどうやって修繕し良くしていくか。
常に国民は為政者とともに考えていける心を持ってないといけないんじゃないか。
敵でも味方でもないと思う。

でもね
ボクら国民にとってはせっかく上向きになってきた景気がこのまま良くなって、7年後のオリンピックには笑って祭典を楽しめたら良い。
そんな風にしか思えない。

ベストな、完璧な、絶対大丈夫な選択など無いと思う。
前向きに、よりマシな、修繕可能な選択をしてほしいと思います。


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