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2013
10.02

『雨降って地固まる?』

Category: 政治・社会
9月30日と10月1日は愛媛に行ってました。
消費税増税の判断はもう少し後かと思いましたが1日に発表されましたね。
首相の決断はかなり早い段階で成されていたのでしょう。
旅先ではこれをネタに大いに飲みました(笑)

まだ首相会見も見ていないし経済対策の中身も報道されていたことしかわかっていませんが、増税の判断前から考えていたことをもう一度まとておこうと思います。
直近に公開された専門家の記事を二つ引用します。

現実の中の「危機と希望」。
藤井聡氏「残酷で複雑な世界」 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/10/01/fujii-57/
東田剛氏「アベノミクスの終わり」 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/10/02/korekiyo-64/

ちょー要約
前者:人物金の国境を取り払い国際的「効率化」で文化の平均化を図るTPPの危機。
後者:増税と引換の財政出動路線は反緊縮・反効率化への希望になるか? 
両者共通:安倍首相は大丈夫か??

安倍首相の政策観には新自由主義・新古典派経済学的な血脈があったといいます。
「保守」としては相容れない相反する思想になるとおもう。
20年続いてきた緊縮財政。構造改革・規制緩和の流れは消費税増税の決断にも影を落としています。
理想論では片付けられない複雑な状況がある。

5から8%への増税という目の前のニンジンのごとき事象よりも、経済全体への思想の影響力の方が深刻だと二つの記事は訴えます。
これに気付けなければ増税を先送りできてもデフレ脱却は不可能になり経済成長へも持っていけない。国土強靭化も真の独立も縛られたまま叶わなくなってしまうのではないか。
本当に国の行く末を危うくするのだろうと思います。
先のことを考えない増税阻止運動に抜けていたのはこれでしょう。
エネルギーで言えば「反原発」だけに固執するのと同じ誤りだ。
頭でわかっていても増税のような強大なインパクトで簡単に忘れてしまう危険性。そして人心を束ねるファッショに易々と傾いてしまうことも。
二項対立論にもっていく左(右)翼的な手法は言うまでもなく、保守とは対極にある。

供給側に偏った効率論は詰まるところ最大のコストである国民の所得を削っていく。
ムダ削減という美名で国民の安全を犠牲にしていく思想。
国家と国民の根っこを枯らすもの。ユーロギリシャなど南欧諸国はこの危機にある。
需要側…つまり国民の立場に立ったバランスの良い政策観が必要だ。
安倍首相にはこの観点を持っていただくよう求めていくことが必要でしょう。

首相一人を相手にしても不十分。
今回「増税容認に転んだ」と一部で裏切り者扱いされた西田昌司議員、赤池誠章議員、中野剛志氏、三橋貴明氏、青山繁晴氏、上の記事を書かれた参与の藤井聡氏などのように経世済民・国民経済の観点をしっかり持った政治家や有識者がもっと増えてくれないと日本は危うい。
それに気付いた国民が増えてくれないと危うさに気付けず、本当に危ない。

ボクは自分の立場、自分の仕事でこの思想的な課題を(と言うと大げさに聞こえるかもしれないが恋愛ものやSFものにも人生観や様々なテーマな含まれるように)少しでも作品の通奏低音として響かせるよう、やれることをやっていきたい。

消費税増税は直近の身近な経済に悪影響が大きい。
だから反対してきたけども、それよりも大きなリスクが有ることを知ることができたのは収穫でした。

長らく続いた新自由主義・新古典派経済学からの脱却が、本当の意味でのデフレ脱却であり、戦後レジームからの脱却につながる。
枯れたように見える古木でも新たに芽吹く希望はある。
ゆっくりじっくりと本来の日本文化を根に新芽を育てていきたいです。
根まで枯らせてはいけない!


PS. ボクのピンボケな経済への考えを改めさせてくれた先生方。政経仲間に感謝です。



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