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2013
11.06

『プラグマティズムの作法』

Category: ひとりごと
藤井聡さんの「プラグマティズムの作法」を読んでます。
様々な要因が重なると考えがこんがらがってしまうボクにはとてもありがたい本。

プラグマティズムとは「実用主義」と言われるようなものですが、噛み砕て言えば
「人間、何をやるにしても、それが一体何の目的や意味があるのかを、見失わないようにしましょう」(”はじめに”より)
というようなことだそうです。

第一部の最後では「プラグマティズムの作法」として以下の二つのことが書かれています。
・一つに、何事に取組むにしても、その取組みには一体どういう目的があるのかをいつも見失わないようにする。
・二つに、その目的が、お天道様に対して恥ずかしくないものなのかどうかを、常に問い続けるようにする。


「やること」の「目的」を見失わず、私利私欲や刹那的に偏っていないか「意味」を常に問う。
こうして要約してみると当り前のことですね。
言われてみれば「当り前のこと」であるにもかかわらず「当り前のこと」が出来なくなってしまっている昨今だからこそ、プラグマティックな思考が求められる。と筆者は書いています。

考えがこんがらがるのは「目的」が何だったのかを見失った時だったりします。
判断を誤るのは「意味」を問うことを疎かにした時だったりします。

こんがらがるのは、ある「目的」が果たして最上位に位置するものなのか、それとも途中の達成点でしかないものなのかを問えなくなっていること、とも言えそうですね。
プラモデルを作ろうとしてニッパーを探すのに時間を取った挙句に街まで買いに行ってしまう。
プラモデルを作るのが目的なら爪切りでも代用できたことを考えられなくなってしまい、ニッパーを入手することが目的の最上位かのように考えてそこから脱せなくなってしまう。

これが「目的の転移」。

中途な所で方法論に囚われて前に進まない状況は、このような「目的の転移」が起こっているわけですね。
ニッパーがなければ爪切りで良い。ハサミでも注意深くやれば可能だ。
しかし、細かいパーツは切り離せない。
ならば今日はできるとこまで。次の工程はちゃんとした道具を手に入れてから作り始めよう。
…という具合に、常にプラモデルを完成させるという「目的」と、イメージするような丁寧な製作を行いたいというお天道様に恥じない「意味」を問い続けることで適切な行動を取ることが可能になる。
そもそも、今は受験勉強中だ。プラモデル作ってる場合か?
という更に上位の目的があるんなら、ニッパーを探してる場合じゃないわけです。

何をやるにしても目的と意味を一つ一つ問い続けることで、大きな過ちを避ける事ができる。
大きな過ちを避けられる可能性が高まり、成功する可能性をより高められるのではないか?

「プラグマティズムの作法」とは、上手に活用すれば人生が楽しくなるツールだと思えます。


プラグマティズムの作法 ~閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書)プラグマティズムの作法 ~閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書)
(2012/04/18)
藤井 聡

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