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2008
04.15

アイノラ交響楽団 第5回定期演奏会

Category: 音楽
ジャン・シベリウス作曲
「カレリア」より序曲 作品10(1893年)
音詩「エン・サガ」作品9 (1892年 改訂1902年)
交響曲第5番 変ホ長調 作品82(1915年 改訂1916/19年)

カレリアとエン・サガは青年期の作品。
第5交響曲は50歳の作。
3曲共最初に作曲されてから後に改訂されたものなのだけど、シベリウスはブルックナーと似てしばしば後になって自作を改訂する癖があった。
時には同じ素材を使った全く別な曲になることもあって、第5交響曲もその代表的な一つであろう。

撮りためたフィルムを編集して別な作品を作るのにも似ている気がする。

今回の演目は、そういったシベリウスの作曲過程を探るひとつのきっかけを提供するというコンセプトによっていて、一見普通でありながらかなりマニアックな選曲になっている。

しかし
そんなことはどうでも良く
今回も第一回定期同様に第5交響曲のフィナーレの鳥の叫びが生々しく聴き取れたことが嬉しかった。この響きはアイノラ以外では聴くことが出来ない。
いや、一曲目からもううるうるしてしてしまってたまらんかった。
生で聴く音楽のすばらしさはどんなジャンルであろうと同じだと思うけど、今回もアイノラにはやられてしまったよ。


フィナーレの鳥の叫びは今この時に聴くと切実に聴こえて来る。
それは圧力に耐えかねた者の叫びがエベレストの麓から世界に向かって響き渡っているように。


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